先の見えない毎日が不安すぎて、現実逃避として夜な夜なパンばかり焼いてます。さとうひより(@hi4r1_xo)です!
いやだって、パン屋さんのパンももちろん美味しいけど、やっぱりお家で焼いた手作りのパンって格別ですよね?
しかも、「自分でパン作れる」ってちょっと格好よくないですか!?
というワケで、実はその台詞を言ってみたいがためにパン教室にまで通っていた気合いの入りようです…(笑)
強力粉やバターの種類をいろいろと変えて研究してみたなかで、いちばん美味しくできたのが今回ご紹介するレシピ。
しかも、この1種類さえ覚えればどんな味や形のパンにもアレンジすることができるんです!!!
なにそれすごくない?続き読むしかなくない???
手ごねでもホームベーカリーでも作れるように、いちばんシンプルで簡単なやり方をまとめました。
お家で過ごす機会の多い今だからこそ、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
《材料》
強力粉 200g
砂糖 15g
塩 3g
(バター 15g※1)
牛乳 50cc※2
水 80cc※2
ドライイースト 3g
※1 バターはお好みで。入れなくてもフワフワに仕上がります。
※2 牛乳がないときは水130ccでもOK!
《作り方》
①ぬるま湯にイーストを溶かし、「イースト水」を作る
②強力粉・砂糖・塩を計って混ぜ入れる
③ホームベーカリーの「パン作りコース」でこね→1次発酵
★手ごねの方は、まとまるまでこねた後に30度のオーブンで40分発酵
④スケッパーで9〜16個に分割して丸め、10分置く(ベンチタイム)
⑤ガス抜きをしながら丸めて、型に詰める
(具材を入れるならこのときに)
⑥40度に温めたオーブンで40分2次発酵
⑦オーブンを180度まで予熱し、様子を見ながら15分焼く
→完成!
もくじ
まずは材料を用意!大切なのは素材よりも分量です
知ってました…?パンって最低限、強力粉とイーストがあれば作れちゃうんです。
たしかに粉やバターを良いものに変えてみれば、”風味”はアップします。しかし、パンの美味しさの決め手はなんと言ってもあのフワフワ・モチモチした食感。
いろいろな種類の材料で試してみましたが、「これ!」というこだわりの1品を使うよりも、配分自体にこだわった方が格段に成功率が上がりました。
つまり、ひとつお気に入りのレシピさえ決めてしまえば、あとはいくらでも味変することができるのです。
そんなこだわりの配分がこちら!
※1 バターはお好みで。入れなくてもフワフワに仕上がります。
※2 牛乳がないときは水130ccでもOK!
なんと、強力粉とイーストさえ用意すれば、あとはお家にあるもので今すぐにでも作り始めることができるんです…!
特にどのメーカーのものでもいいけれど、「しいて言うなら…」なオススメも載せておきます。
コスパ重視・食べ応え重視で選んだ強力粉
密かに尊敬している友人のお母さんが買ってきてくれたのが、「オーマイ」の強力小麦粉。
ただのシンプルな食パンを作っても美味しくて、「さすがY子さん…!」と感動しました。
さらに、1キロで1袋214円というコスパの良さがさすがベテラン主婦のチョイス。粉類は思った以上に持って帰るのに気合いが要るので、おとなしくアマゾンでまとめ買いするのが賢い選択です。
パン作りにも慣れてきて、他の強力粉を試してみたくなったときには「春よ恋」がベスト。北海道産で、より自然派志向のかたにもうってつけ!
1kg1380円とさすがの高級品ですが、小麦本来の味わいはいっそう楽しめるはず。
イーストなら「サフ」一択!!!
以前までは、スーパーでよく見かける「カメリヤ」のドライイーストを使っていたのですが、イマイチ膨らみが悪いことに悩んでいました。
しかし、たまたま見つけたこの「サフ」を使い始めてからは、仕上がりが段違いに!
材料は基本的になにを使ってもいいと思いますが、イーストだけはこだわってみてもいいポイントかもしれません。
実は超簡単!失敗知らずの工程を説明します
材料を準備したら、さっそくパンを作っていきましょう♪
- ぬるま湯にイーストを溶かし、「イースト水」を作る
- 強力粉・砂糖・塩を計って混ぜ入れる
- ホームベーカリーの「パン作りコース」でこね→1次発酵
★手ごねの方は、まとまるまでこねた後に30度のオーブンで40分発酵 - スケッパーで9〜16個に分割してガス抜きしながら丸め、10分置く(ベンチタイム)
- きれいに丸めなおして、型に詰める
(具材を入れるならこのときに) - 40度に温めたオーブンで40分2次発酵
- オーブンを180度まで予熱し、様子を見ながら15分焼く
→完成!
①イースト水を作る
ぬるま湯にイーストを溶かして「イースト水」を作ります。
あたたかい温度の中でイースト菌を起こすことによって、膨らまない失敗を回避!
牛乳を入れるときは、レンジであたためておくとなお良し◎
②材料を混ぜてこねる
強力粉、砂糖、塩をそれぞれはかって、全体がまとまるようにこねます。
ホームベーカリーに材料を入れるときは、液体→粉類の順番で。底のほうに強力粉が固まらず、全体をひとまとめにすることができます。
バターを入れるときは、ホームベーカリーの場合は20分ほど経ってから。手ごねは、伸ばした時に薄い膜ができる程度になったら混ぜ込んでください。
さらに、はかりがあるとこの作業がめちゃめちゃ早くなります!
いままで計量カップを使って代替えしていたので、「たったの1000円でこんなに便利になるの!?」と感動する毎日です。
キッチンに出しっぱなしにしてもいいように、かわいくてシンプルなデザインを選んでおくのがおすすめ。
\ わたしが使ってるのはコレ /
③1次発酵
ホームベーカリーならコースに応じ発酵まで済ませて。手ごねのかたは、代わりにオーブンを30度に設定して40分ほど入れておきましょう。
④分割
(↑空気抜きのパートから再生されます)
発酵によって膨らんだ生地の空気を抜きながら、スケッパーを使って9〜16個に分けてかるく丸め直します。余裕があれば、はかりで大体の重さを調整しましょう!
このとき、三角形のはしの部分をなかに丸め込むようにして形をつくるのがコツ。
そのあと「ベンチタイム」として10分放置。
分割はスケッパーがなければ包丁でもできますが、あればびっくりするほどやりやすくなります…。プラスチックでも、金属でもお好きなほうで!
⑤成形
ベンチタイムが終わって状態の落ち着いた生地をきれいに丸め、型に詰めます。左の手のひらの上に生地をのせ、右の手のひらで上から包み込むようにして転がすと上手くいきやすいです◎
チーズやあんこ、ペースト状にしたかぼちゃやさつまいもでも美味しいです!
中身は食べてみるまでのお楽しみにしても盛り上がるよ〜
\ わたしが使ってるのはコレ /
⑥40度に温めたオーブンで40分2次発酵
焼いた時の生地のふくらみを最大限にするため、1次発酵よりもすこし高い温度で2次発酵をします。
2次発酵をちゃんと行うことで、成形時の形をできるだけキープしながら焼くことができるのです。
⑦オーブンを180度まで予熱し、様子を見ながら15分焼く
ここまでのステップをクリアしたら、あとはいざ焼いてみるだけ!
使っているオーブンによっても焼き加減が変わるので、時々なかの様子を覗いて焦げないように時間を調節してくださいね。
こどもウケもばつぐん!いろんなキャラクターにアレンジも♪
完成したちぎりパンは、さまざまなキャラクターにデコレーションすることもできます。
黒ごまで目を作って、コーンをくちばしに。ケチャップでとさかをつければ、「にわとりパン」に。
ど〜してもこれがやりたくて、以前、幼馴染を誘って作ったことがあります。彼女のこどもにも飾り付けだけお手伝いしてもらったら、それ以来大の仲良しに。
そう、キャラクターのちぎりパンならこども心を掴めること、間違いなしなのです…!
ココア生地を作って、耳を上につけ、白い生地で口をつければ「くまのパン」。
耳を横につけておいて、アーモンドを縦に埋め込んで口に見立てれば「コアラのパン」が作れちゃいます。
そして、それぞれを互い違いに並べれば2色ちぎりパンに!
YouTubeにて、そんな「くまとコアラのちぎりパン」を作った日の様子を動画にまとめました。
目で見てわかるレシピと作り方はこちらからもどうぞ!
半冷凍したカレーを中に包んだら、表面に溶き卵を塗ってパン粉をまぶしてから焼くだけ♡